TradersShop Pressには有益な情報が盛り沢山(2011/7/16)
トレーダーズショップから四半期に一度発行される「Traders Shop Press」が届きました。通常こういう冊子は見ずに捨ててしまうのですが、TradersShopの冊子は有益な情報が多く、風呂に入りながら読んだりしています。
さて、今回は冊子の中で気になった書籍を2冊とシステムトレード関連書籍の相関図を紹介します。
● 書籍名:これからパンローリングの投資本を読む人へ~万年初心者の残念な思考と姿勢~
なかなか挑戦的なタイトルの書籍ですが、投資のスタンスや考え方を整理する上ではかなりの良書だと思います。 著者は、“投資家が長期的に勝ち残るためには、まず自分自身で実践的に勉強を積み重ねて「自分だけの投資スタイル」を築いていく必要がある。”と主張しています。 投資の勉強を始めるとついつい手法に目が行きがちです。僕もそうでした。失敗して初めてスタンスや考え方を見直し、改めて勉強していくものですが、本書は著者のそうした失敗を踏まえ、自分なりの人生観や人生計画(ライフプラン)から、大局的にどのように「自分のポートフォリオ」を成長させていくかについて言及しています。 改めて投資を「人生を豊かにするツール」として腰を据えて挑戦したいという方におすすめの一冊です。 |
● 書籍名:逆張りトレーダー メディア日記を付けて投資機会を見極める
「人の行く裏に道あり花の山」という格言がありますが、その格言を日々のメディアの大見出しとテクニカル指標から分析した貴重な一冊。投資ブログの第一人者である著者がその分析を元に大衆と逆のポジションを取るべき状況を解説しています。 新たな売買ルールの開発のヒントが多く隠れていそうな一冊です。 |
最後に、システムトレード関連書籍の相関図を紹介します。こうした相関図は全体像をとらえる上で有効なため重宝します。
システムトレード関連書籍相関図(クリックで拡大します)